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2010年10月08日

正しい伊万里弁の使い方講座⑪

今日も正しい伊万里弁をマスターしましょうnote

【生活(せいかつ)の中(なか)でつかわれることば】編

 わたしたちは人(ひと)と話(はな)す時(とき)に、相手(あいて)と自分(じぶん)がどのような人間関係(にんげんかんけい)にあるかということで、ことばづかいを変(か)えています。

目下(めした)や同格(どうかく)などは普通(ふつう)のことばで話しますが、目上(めうえ)に対(たい)する時は敬語(けいご)をつかいます。

 たとえば「かれが来(き)ている」を「佐賀(さが)方言(ほうげん):あわいのきよらぁ・唐津(からつ)方言:あんわれんきょーらる(目下)」「佐賀方言:あいがきよー・唐津方言:ありがきょうる(同格から目下)」「佐賀方言:あふとんのきよらす(目上)」「佐賀方言:あんひとのきよんさぁ(目上)」「佐賀方言:あのおかたのきよいござぁ(かなり目上)」といいます。

「きよらぁ・きょーらる」は、もともと敬意(けいい)がこもっていたはずですが、現在(げんざい)は目下以外(いがい)にはつかいません。

 終助詞(しゅうじょし)で丁寧(ていねい)さの度合(どあ)いをあらわすことばも多様(たよう)です。

断定(だんてい)の終助詞「~くさい」は「~くさん(同格)」「~くしゃー(目下)」「~くさんた(目上)」と変化(へんか)します。

 強調(きょうちょう)・詠嘆(えいたん)の終助詞「~たい」は、変化形(けい)も多(おお)く、「~たー(目下)」「~たん(同格からやや目下)」「~たんにゃー(かなり目下)」「~たいのまい(「~たい」の丁寧語(ていねいご))」「~たいえー(やや非難(ひなん)の意味(いみ)がこもる。)」があります。

 また「~たい」は、ほとんど敬意を含(ふく)まないので、上(うえ)に「~です」をつけた「~ですたい」ということばも作られました。 
つづくheart04



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Posted by I LOVE IMARI  at 18:00 │Comments(0)伊万里弁で語るバイ

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