2010年09月26日
正しい伊万里弁の使い方講座④
伊万里弁で語るバイのブログ
昨日の復習です。
今回は、それぞれのことばを対比できるように、
標準語訳も同時に掲載いたします。
内容は、昨日と同じ
くんちの前の1コマです。(市内 脇田地区)
安夫:「くんちの来っぎ(くんちが来たら) うまかもんば(おいしい料理を) どっさい作らせて、(たくさん作らせて、)呼ぶもなーようでさい、(呼ぶべき人は呼んで、)酒ゃーいっぴゃあ飲ませて、(酒をたくさん飲ませて、)今年んくんちゃー良かったばい(今年はいいくんちだった) て言わすっごとせんばて(と言わせるようにしなければ) 思ぅちょうとたい。(思っているんだよ。)」
光子:「そいどんさい。(それでもね。)くんちーなぁぎー、(くんちになると、)ないでん高うなって買われんとばい。(なんでも高くなって買えないのよ。)煮ごみも こわいも 三びゃあ漬けも(煮しめも、おこわも、三杯酢も) 作らんぎーでけん品もんじゃ あーけんねぇ。(作らなければいけないものだからね)安幕ん混ぜ飯も うもぅ作らんばぁ。(安幕の混ぜ飯も、おいしく作らなくっちゃ。)」
誠:「トンテントンな 見ぎゃ行こうもん。(トンテントン祭りは見に行くだろう。) こりゃどがんしたっちゃ くんちんもんじゃけんの(なんといってもくんちならではのものだからね。)」
次郎:「夜店も今ぁ電気ないどん、(夜店も今では電気だが、)やっぱい昔のガラス灯が良かったごたぁ。(やはり昔のガス灯の方が良かったなぁ。)」
――くんちこたぁ、まぁだ よんにゅう話もあーどん、(くんちのことは、まだたくさん話もあるが)まあ ぼちぼちよかろうだい。(まあ、ぼちぼちいいじゃないか。)
【解説】
「くんち」=秋祭りこと
「煮ごみ」=ゴボウ・レンコン・ニンジンなど根類野菜や栗・アズキ・鶏肉などを甘く煮た料理。
「こわい」=おこわのこと
「三びゃ漬け」=三杯酢のこと カブの酢の物
「安幕」=トンテントン祭りの宵祭り。本祭りの前の夕方の行事です。
「混ぜ飯」=鶏肉・魚・シイタケなどで味付をつけたゴボウなどの具を混ぜあわせたごはん
「トンテントン」=伊万里市で毎年10月22~24日に行われている秋祭り。けんか神輿が有名です。
(伊万里ふるさと読本 第4集 方言編 伊万里のことばより)
くんちには、うまかもんば、いっぴゃー食べましょう

今回は、それぞれのことばを対比できるように、
標準語訳も同時に掲載いたします。
内容は、昨日と同じ
くんちの前の1コマです。(市内 脇田地区)
安夫:「くんちの来っぎ(くんちが来たら) うまかもんば(おいしい料理を) どっさい作らせて、(たくさん作らせて、)呼ぶもなーようでさい、(呼ぶべき人は呼んで、)酒ゃーいっぴゃあ飲ませて、(酒をたくさん飲ませて、)今年んくんちゃー良かったばい(今年はいいくんちだった) て言わすっごとせんばて(と言わせるようにしなければ) 思ぅちょうとたい。(思っているんだよ。)」
光子:「そいどんさい。(それでもね。)くんちーなぁぎー、(くんちになると、)ないでん高うなって買われんとばい。(なんでも高くなって買えないのよ。)煮ごみも こわいも 三びゃあ漬けも(煮しめも、おこわも、三杯酢も) 作らんぎーでけん品もんじゃ あーけんねぇ。(作らなければいけないものだからね)安幕ん混ぜ飯も うもぅ作らんばぁ。(安幕の混ぜ飯も、おいしく作らなくっちゃ。)」
誠:「トンテントンな 見ぎゃ行こうもん。(トンテントン祭りは見に行くだろう。) こりゃどがんしたっちゃ くんちんもんじゃけんの(なんといってもくんちならではのものだからね。)」
次郎:「夜店も今ぁ電気ないどん、(夜店も今では電気だが、)やっぱい昔のガラス灯が良かったごたぁ。(やはり昔のガス灯の方が良かったなぁ。)」
――くんちこたぁ、まぁだ よんにゅう話もあーどん、(くんちのことは、まだたくさん話もあるが)まあ ぼちぼちよかろうだい。(まあ、ぼちぼちいいじゃないか。)
【解説】
「くんち」=秋祭りこと
「煮ごみ」=ゴボウ・レンコン・ニンジンなど根類野菜や栗・アズキ・鶏肉などを甘く煮た料理。
「こわい」=おこわのこと
「三びゃ漬け」=三杯酢のこと カブの酢の物
「安幕」=トンテントン祭りの宵祭り。本祭りの前の夕方の行事です。
「混ぜ飯」=鶏肉・魚・シイタケなどで味付をつけたゴボウなどの具を混ぜあわせたごはん
「トンテントン」=伊万里市で毎年10月22~24日に行われている秋祭り。けんか神輿が有名です。
(伊万里ふるさと読本 第4集 方言編 伊万里のことばより)
くんちには、うまかもんば、いっぴゃー食べましょう
